こしごと日記

6・3歳の二児の母。在宅にて書籍の編集をしています。子育て、仕事、美味のつれづれを。

【No.2】ロシア文学から昼ドラへ。文字組みはすべてを物語る

こんにちは。
6歳と3歳の2幼児を育てているれいです。
2回目のブログです。

 

3歳の次女が産まれた頃、
なぜか私の育児史上でいちばん忙しいはずの頃から(きっと現実逃避
外国の小説にはまっています。主にロシア文学。有名な小説はだいたい長いですね。

 

トルストイの『アンナ・カレーニナ』。
アンナという女性の不倫話です。
10代か20代か思い出せないほど昔に読んで、中巻で挫折。
再び最初から読んでみたら、面白い!
男性の作者なのに女性の気持ちがよく分かっているなあと。

 

上中巻を読み終え、下巻を買ったところで一つの気付きが。

文字が大きくなっている。( ゚ ω ゚ ) ! !

 

上中巻↓

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なんか高尚な感じがします。岩波文庫っぽい(新潮文庫なのにごめんなさい)。
43字×19行=817字(1Pあたり)

 

下巻↓

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昼ドラみたいですね(昼ドラっぽいページを抜き出したのですが)。
38字×16行=608字(1Pあたり)

※このへたくそな写真ではあまり違いが伝わらないのが残念

 

文字組みでだいぶイメージが違う。

上中巻は平成7年発行。
下巻は平成25年発行。

写植とDTPの違いもあるかな。

 

この歳月の間にDTPが主流となり、若者の文学離れが言われるようになったりの
時流の変化が出ていると思います。
光文社のカラマーゾフが話題になったことも影響しているかも。


さてさて、いま組織に入らず一人で仕事をしている私、
自分が知らないことが増えている、と感じることがあります。
勉強しないと。

 

勉強といえば、旧字など異字体のことを何度調べても
よく分からないので、この本で勉強しようかと・・・

目が滑る。。

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夢で漢字に追いかけられそうです。ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

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小池さんすごい!

以上。